≪番外編≫凌風丸発見!
春、うららかな昼下がり。
勧興小学校のわき道を、自転車で走っていますと・・・
アサヒ工芸社という看板屋さんの壁面に・・・
おぉっ。
なっ、なんと!
凌風丸ではないですか〜〜!
立派な解説プレート付き。マリンブルーのリボンがステキです。
春の光を浴びて、意気揚々と海上を進んでます。
甲板の水兵さんたちもなんだか誇らしげです。
凌風丸だけではありません。電流丸、観光丸の模型も飾られています。
デジカメでパチパチ撮っていると、中から社員らしき男性が。
「作ったのは、ここの会長さんだよ」
と、いうことで、会長である柿原さんにお会いすることに。
柿原さんの趣味は、船の模型を作ること。設計図を見たり、実物を撮影したり、関東の船の科学館や資料館まで行って勉強したことも。
どんな風に碇を降ろすのだろう。どこに燃料を積むのだろう。どこで炊き出しをしていたのだろう・・・
現存しない船や、設計図が残っていない船の場合、とっても想像力が必要。
本当の姿はわからないけれど、できるだけ、現実に則した構造を復元させたい。
そんな思いで取り組んでいるそうです。凌風丸はアイディアを練り直し、3度も作ったとか。そしてただ今2度目の観光丸を制作中。
もうすぐ完成ですよ〜
アサヒ工芸社さん、こちらのステキな看板が目印です。お近くの方は、ぜひ凌風丸をご覧になってくださいね〜
柿原会長さん、突然にもかかわらずお話を聞かせていただき、ありがとうございました。