明治維新史学会の皆さんが来館されました

 こんにちは。

 11月7日(日)、明治維新史学会約40名の方々が江藤家資料調査のため来館されました。

 明治維新史学会(事務局:駒澤大学小泉雅弘研究室)は、「明治維新および関連事項に対する研究の発展と普及をはかり、あわせて、その研究者相互の協力の促進を目的とする」学会です。

 今回の調査は、明治維新史学会と佐賀大学地域学歴史文化研究センターとの共催により佐賀城本丸歴史館(6日)と佐賀大学地域学歴史文化研究センター(7日)で開催された2010年度秋季大会の一環として行われたものです。

 調査の対象となったのは本館が所蔵する江藤家資料です。その他にも、本館が所蔵している蓮池鍋島家文庫等から幕末・維新期の資料を、複製本ですが、準備しました。

 参加された方々、若い研究者の方が多く、からは維新史の解明をしたいという意志とパワーを強く感じました。このような方々に所蔵資料を調査していただくことにより佐賀の幕末・維新期の解明がまた一歩進んでいくことを期待したいと思います

 さて、江藤家資料から「日記其の他覚書」、「意見書」、「政體案」等の11点を見ていただきましたが、資料説明を担当していただいた早稲田大学星原大輔先生のお話しから、維新期に果たした江藤新平の大きな役割や江藤家資料の重要さを再認識させていただきました。 

 調査に来館していただきました明治維新史学会の皆様、説明を担当していただきました星原先生、佐賀での受入を担当された佐賀大学地域学歴史文化センター青木先生にお礼申し上げます。
 ありがとうございました。

*江藤家資料の複製本の目録については、県立図書館の蔵書検索から見ることができます。

明治維新史学会については:
http://wwwsoc.nii.ac.jp/ishinshi/
江藤新平については(国立国会図書館):
http://www.ndl.go.jp/portrait/datas/242.html?c=0

資料説明の様子
(写真)資料説明の様子