11月7日に国民読書年記念講演会を開催します☆

 2010年は国民読書年です。

 図書館としては、一人でも多くの方に本に親しんでほしい!心に残るような本と出合ってほしい!!読書の愉しみを伝えたい!!!という思いで、佐賀県立図書館では、国民読書年を記念した企画を11月と12月に1本ずつ考えました。

 今回は、11月の記念企画のご紹介です。
11月の企画は、11月7日に開催する国民読書年記念講演会です。

 講演会の日程などは、ご覧のとおりです〜。

  日時:平成22年11月7日(日)14時30分から16時
     (開場は、14時)
  会場:佐賀城本丸歴史館 外御書院(一之間〜三之間) 
  参加費:無料
  定員:300名(当日受付)※事前申込は不要です。
  演題:歴史小説の愉しみ 事実と虚構
     -大隈重信「円を創った男」を例に-
  講師:渡辺房男氏(作家)


 さて、そこで、「何故、今、講演会だったの?」「何故、作家の渡辺さんなの???」
       何故か・・・それは・・・。


 佐賀県では、佐賀の七賢人を中心に、幕末・明治期の日本の近代化をリードした人物をシリーズで紹介する「佐賀偉人伝」の出版を行う予定で、いよいよ11月から、その刊行が始まります!
 今年度刊行予定の人物の中には、佐賀の七賢人のひとりであり、大蔵卿、内閣総理大臣等歴任した大隈重信侯も入っていて、平成23年1月に刊行されます。

 また、この刊行と時期を同じくして、この大隈侯がデザインされた地方自治法施行60周年記念硬貨平成23年1月に発行されるんです。

 佐賀を代表する偉人で、全国にその名が知られる大隈侯。
 
 大隈重信をテーマに話せる人で・・・歴史小説の成り立ちって、どんな感じ?か話せる人は???

 そこで、幣制改革を進めた大隈侯を描いた「円を創った男 小説・大隈重信」の著者である渡辺房男氏はどう?という話になったというわけです!

 そうなんです。渡辺さんに講演をお願いしたのには、こういう深〜い意味があったんです。


 渡辺氏に佐賀県立図書館の熱い想いを伝えた結果、渡辺氏の佐賀での講演が決定♪
 
 しかも、歴史小説の愉しみ」をテーマに講演くださることになりました。


 作家の視点から「歴史小説の愉しみ」方を聞いてみると、今まで気がつかなかった新しい発見があるかも知れません。(どんなお話か私も今から、楽しみです!)

 ふるさと佐賀に興味・関心のある皆さま、先人を、より身近に感じてみませんか?
 佐賀の偉人について本を書いてくださった方が、歴史小説について語る・・・こんな機会って滅多にないと思いますよ〜。
 多くの皆さまのご参加をお待ちしています☆ 一緒に愉しみましょう♪