大串夏身先生の研修会!〜No Library,No Life【5月25日】

東日本大震災による被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

 みなさん、こんにちは。
 今回は、5月25日の第一回図書館研修会をご紹介します。


 会場は、県立図書館の会議室。県内の図書館・公民館のみなさん57名の参加があり、開会前からすごい熱気です!

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 佐賀県にゆかりの深い大串夏身先生。どんなことをお話いただけるか、ワクワクです!

【本】
 本は、知識が集積したもの。
 本を読むことで、今まで知らなかったことを知ることができ、人間の成長に役立つ。
本を読んで、社会でどう活用するか、生活に役立てるかということがとても大事。

【読書】
 小さいころから、本を読む習慣をつけることが重要。
大人が子どもに働きかけること、特に家族ではない大人=図書館職員が声をかけることで、本を読もうとする子どもの気持ちを引き立てる。
 そのため、児童室のカウンターはとても大事。
 子どもは大きくなるにつれて、「知識」を求めるようになる。物語だけでなく、社会、化学など様々な分野の本の読み方を教える必要がある。いろいろな本を読み、調べる、調べ学習が重要。

【図書館】
 本を蓄積して、利用できるのが図書館。日本で現在出版されている本は、約18万5千冊。この中から良い本を選び、蓄積していく。そのようにして選んだ本をもっと紹介する必要がある
 図書館は、いろいろな方が朝から晩まで集まり、賑わいの場であるため、地域の活性化の拠点となる。また、交流・の「場」でもあり、本を中心に人びとが交流することで、新たな知恵が出てくる
 役に立つということを、どんどんアピールしていかなければならない。待っているだけではなく、どんどん外に出ていくこと。「図書館がこういう風に使えるんだ!」ということを、何度もお知らせすることがとても大切。
 
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 様々な項目を、豊富な経験・データをもとに解説していただきました!あっという間の2時間45分で、皆大興奮でした!
 新たな気づきがたくさんあり、もっともっと勉強したいと強く感じました。

会場
【終わった後も、館長・副館長と熱心にお話されています。】


 
 「No Library,No Life佐賀県はまたどんどん前向きになると思います。
  ありがとうございました!