古文書講座(中級編)が10月9日から始まります☆

 こんにちは。
 
 5月から9月まで、古文書講座(初級編)を開催していましたが、延べ参加者数が、な・・・なんと、271名と大変盛況でした。
会議室に入るのだろうかという回もあり・・・嬉しい誤算もありました。
 
 さて、今回は、古文書講座(中級編)のご案内です。
 10月9日から古文書講座中級編が始まります。
 この講座は古文書を通じ、郷土の歴史や文化に対する理解や関心を高めていただくこと、また、古文書資料保存についての理解を深めていただくことを目的として実施するものです。

 開催内容については、下記のとおりです。

1 日 時  
  10月〜翌年3月までの第1土曜日【全6回の連続講座】
  ※ただし、10月と1月は第2土曜日
  ※10月9日、11月6日、12月4日、1月8日、2月5日、3月5日
2 時間 15時〜16時30分  
  ※受付は14時30分から。
3 場所  佐賀県立図書館 会議室(佐賀市城内2−1−41)
  ※駐車場は県庁南側駐車場か県庁南の職員駐車場(県庁南別館の北)を御利用ください。
4 内容  
  ・テキスト「信邦一代大略記(のぶくにいちだいたいりゃくき)」
  ・内容 佐賀市の武藤家に残された幕末から明治にかけての日記です。幕末から明治を生きた佐賀人の一生が書かれています。
  ・作者 佐賀藩士(手明槍)武藤信邦。
   文政7年(1824)〜明治33年(1900)現在の佐賀市本庄町在住。

5 講師  伊藤昭弘氏
     (佐賀大学地域学歴史文化研究センター准教授)

6 対象者  原則として6回連続して受講することが可能で、初級編を修了した方もしくは中級者の方で、これからも古文書の学習を続けたい方

7 受講料 無料


では・・・ここでちょっと質問タイム!です。

Q 中級ってどの程度ですか?
A 初級の講座を終えられた方が読める程度です。

Q 初級には参加しなかったのですが、初級ではどんなことを取り上げたのですか?
A くずし字の解読の初歩的な内容です。具体的には仮名文字、漢数字、よく出てくる人名の読み方、候文等のくずし字の読み方を中心に勉強しました。

Q くずし字で書かれた候文なら読んだことあります。中級に参加してもよいでしょうか?
A そうですね。くずし字で書かれた候文を読んだ経験があれば是非挑戦してみてください。

Q 上級者はどんな方ですか。
A 一言で言うのは難しいのですが、講師の説明や手助けなしに、「くずし字辞典」等を使って自力で古文書が読める方です。ですから、県立図書館では、中級の方までを対象とした講座までを設定し、上級編の講座は行っていません。

Q そうですか。私の場合、「くずし字辞典」を使ったことはありますが、講師の説明や手助けがないと、なかなか自力ではまだ読めませんので、中級に参加してみようと思います。
A ご参加、お待ちしております。

沢山の皆様のご参加をお待ちしております。