【ワクワク観察日記】その1 〈みどりのカーテン、その意義とは・・・・〉

 佐賀県立図書館1階南側ベランダでは、「みどりのカーテン」にチャレンジしています。

 みどりのカーテン、みなさんもよくご存知ですよね。夏になると、朝顔やゴーヤ、へちまなどの「つる性の植物」を窓辺に這わせて日差しを遮る、見た目にも涼しげな自然のカーテンのこと。いいですよねえ。風でサワサワと葉っぱがゆれて、うーん、涼しい・・・。

   葉っぱがゆれていても、暑いときは暑いっ!

ま、まあそうですが・・・。気持ちだけでも・・・。

   それに、突然、図書館でみどりのカーテンって、どういうこと?

はあ、確かに。

 それでは、まず、なぜ、県立図書館で「みどりのカーテン」にチャレンジしているのかお話いたしましょう。
 そもそもきっかけは、佐賀市緑のカーテンコンテストの記事を見たこと。しかもゴーヤやら朝顔やらの種を配布しているそう。これはいただきに参上しなければっ!と、後先考えずに(種もらって一体どうするの?)いただいてきたものの、うーん、県立図書館の周辺は皆様もご存知のとおり、緑でいっぱい。どこで栽培するの?ま、いいや。とりあえず、種を水に浸しておくか。(発芽しやすいように、一晩程度水に浸けておくとよいのだそうです。) 
 
種を水につけました
  6月3日


 ベランダを眺めながら、うーん、ここのベランダ、遮るものもないし、太陽光線もバッチリ射し込んできて、いい感じ。おっ、ここのベランダいいんじゃないかな、と考えていたところに、もうずっと以前から同じことを考えていた職員と意気投合。でも、でも、これではなんだか「短絡、思いつき」で始める感じ。いやいや、違います。図書館でみどりのカーテンに取り組む意義、あるんですよ!

 だって、ここ、場所を見てくださいよ!佐賀城公園内にあって、環境対策の舞台としては、最高の環境じゃないですか!そして次は、「人」。ここには毎日いろんな人が集まってきますよ。このプロジェクトを見ていただくだけでもよし、一緒に楽しんでいただいてもよし。
そして、

   うーん、温暖化って何?

   ゴーヤの上手な育て方って?

 そんな、こんなの疑問に、我が図書館の本を手にとっていただけたら、もう言うことなし!

 みなさんの緑を大切に思う気持ちを育んできたい、さらには、このプロジェクトを通じて、何でもいいから今からすぐにできることにチャレンジしていただけるきっかけ作りになればと、そういう気持ちで、このプロジェクトを進めているんですよ。
 
 「おっ、私もひとつなんか始めてみるか!」とか、「そう言えば、これ、なんだか気になっていたんだよね。」とか、何かに関心を寄せて、新しいことに挑戦してみる。そして、そのあなたの関心事にぜひ、「本」を活用していただければと。 
 
 みなさん、このプロジェクトを通じて、そして県立図書館の「本」を通じて、一緒に    「♪♪ワクワク♪」してみませんか?

あさがお生育中
    6月8日